ハマシギ

チドリ目シギ科(Calidris alpina)

全長約21cm
旅鳥
秋冬には海岸や河口の干潟、三角州、海に近い水田、埋立地の水溜り、入り江、広い川の岸や中洲などに住み、大きな群れをつくることもある。北海道や青森県でも越冬するものがある。水際を歩きながら、背を丸めたような格好で、くちばしを下にしたまま、あちこちとえさをあさる。何千羽と言う大群が密なかたまりとなって飛び、いっせいに向きをかえる様子は壮観である。ビュールまたはジュールときこえる声を発する。
飛んだときに翼に細い白帯が出て、上尾筒および尾の中央が黒く、両側は淡色と言うパターンは小型のシギ共通である。本種の夏羽には特徴があるが、秋には、背の赤褐色や腹の黒色が少し残っているものがある。冬羽の場合、トウネンとは、本種のほうが大きくてくちばしがながいこと、トウネンのほうが褐色味が強いことで見分けられる。


撮影日 11月3日、撮影地 潮見町 撮影日 10月30日、撮影地 潮見町


撮影日 7月24日、撮影地 潮見町 撮影日 3月30日、撮影地 潮見町
夏 羽 冬 羽


撮影日 2月5日、撮影地 潮見町


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